メートル・キュイジニエ・ド・フランス(フランス名料理長)


協会憲章より抜粋
“偉大な過去の継承者である協会メンバーの使命は、料理のわざを人々に供し、その威光を広げ、未来をゆるぎないものにすることにある。メンバーは腕の良い料理人であるばかりでなく、ハイレベルのレストラン経営者でなければならない。メンバーのプロフェッショナルとしてのテクニックは芸術の高みにまで達しなければならない。その第一ステップは、最良の材料を見分ける目と不断の向上心にある。”

宣誓文
協会会長ポール・ルイ・メイッソニエ氏
“フランス人として生まれ、料理人の道を選び、そのわざにより料理長となった本協会のメンバーはフランス全土、そしてさらに国境を越え、英国、合衆国、日本でも活躍している。彼等は料理人の世界でも最も権威あるエリート集団を形成し、その一員であることを誇りとしている。巧みなわざと才能、そしてイマジネーションに加え、フランス名料理長たちはみな共通に、一種の倫理を持ち合わせている。それは私たちの国と文化をはぐくんだ価値観に根ざしているのかもしれない。彼等にとって、フランス料理「グランド・キュイジーヌ」は文化の最後の砦であり、これを守るのが彼らの務めなのである。守り、高め、伝える−この3つが彼らを導く原理である。フランス料理の伝統を守り、技術、わざを保存し、この典型的フランス芸術の威信を維持する。さらに人間の新たなる欲望と暮らし向きの変化に目を向け、フランス料理を良い方向に進め発展させる、この伝統の技を伝える。この後輩たちが明日を担ってゆくのである。

アンドレ・パッションの計画
以上の使命を胸に、アンドレ・パッションはフランスに日本人向けの料理技術研修センターを設立しようと考えています。日本の若い料理人の才能を伸ばし、本物のフランス料理を現地で学ばせます。しかも彼らには語学に不自由しなくてもいい環境の中で勉強させてあげたいのです。彼は将来カルカッソンヌに、宿泊施設付きの研修センターをオープンします。客室と厨房には日本人スタッフが待機。そしてフランスの名料理長たちによる講義が行なわれます。この学校の使命は、フランス料理の腕を磨きたい日本人の愛好家の皆様に、料理研修と観光を楽しんでもらうことです。